文字通り、腸をもむ健康法です。二通りあり、一つは「自分で出来る腸もみ健康法」のセルフケア、もう一つが、腸セラピー(インテスタージュトリートメント)で、セラピストが行う、「お腹のケア」です。インテスティン(腸)+ドレナージュ(排泄)との砂沢の造語で、登録商法を持つ特別な手法です。
 腸もみは、お腹にある無数の免疫機能を100%活性させ、身体のバランスをとり、「病気にならない身体づくり」を目指す最も効果的な健康法の一つです。

 発生学で言われているように、私たちは「腸から細胞分裂してはじまった」身体を作り上げていることがわかります。腸の動きが止まると生きていられないし、少しでも鈍くなると不快に感じます。

 腸は、栄養吸収と排泄を司る消化器官です。さらには、最近解明されだした自然免疫を司る大切な部位の一つでもあります。腸の状態が改善することで、病気に強くなり、若返り、体質改善ができるほか、性格まで明るく元気に変わっていく、とても奥の深いところなのです。健康になるには、腸を綺麗に健康に保つことが一番早いと実感しているのは、腸もみで健康になられた方々だと思います。

 日本語では「腹が立つ」「腸(はらわた)がよじれる」「腸(はらわた)がちぎれる」等々、感情と腸は結びついて理解されています。実際、腸に触れるだけで、涙が出たり、幼いときの感情が急に出てきたりする方もいます。心理的ケアも必要になってきますので、セラピストには臨床心理学の技術も必要です。

 インテスタージュ・トリートメントはこんな風に、着衣やタオルの上から行いますので、安心です。